浜松市の税理士 小林徹会計事務所ブログ

あるお客様がクラウドファンディングによる資金調達に成功しました。
赤字や債務超過の会社では、銀行融資がなかなか受けられず、資金繰りに困るところも多いと思います。
クラウドファンディングによる資金調達も一つの手段であることをこのお客様に教えられました。




クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を調達する仕組みのことをいい、大きく次の3種類に分かれます。
①購入型クラウドファンディング
　支援者が出資し、そのリターンとして支援金額に応じた商品やサービスが手に入るタイプ。
②寄付型クラウドファンディング
　支援者は出資を行いますが、リターンは発生しません。被災地支援や途上国の支援などで利用されています。
③金融型クラウドファンディング
　出資者が特定の企業等に出資を行い、リターンとして配当を受けたり、株式が発行されるというタイプ。

　現在、日本でもっとも多く利用されているのは購入型クラウドファンディングです。金融型クラウドファンディングは金融商品取引法の規制があり、ほとんど利用されておりません。

購入型クラウドファンディングでは主なサイトとして以下のところが挙げられます。
「Campfire」、「READYFOR」、「Makuake」

新聞を賑わすことの多い東芝は、「Makuake」を利用して製品への出資を募集したところ目標１５０万円に対し１０倍以上の１，５３７万円の申し込みがあったそうです。
実現したいことがあるからクラウドファンディングを利用するというだけではなく、自社製品のファンを増やすという意味でも価値があるのではないかと思います。

上の３つのサイトで成功した事例を参考にして、自社のファンを増やしていくのを考えるのも面白いと思います。



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